「型」「技」「組手」の3つといっても、なかなかイメージできないですよね。
日々の稽古は、組手より技と型の時間が長いのですが、日常動作では使わない動きも多く、ゆっくりに見える型でも、数回で汗びっしょりになりますよ。

「型って何ですか?」
攻撃をかわし、捌き、反撃に転じるという動きを一定のストーリーの中で行い、実戦を想定した動きを反復して身につけるものです。

イラスト作者・asahaさんのサイトにリンクしています例えば右のかわいいイラスト、実は二段の型(壱百零八手)の決め所で、大きな気合いが入っているはずです。型の多くは伝世したもので、中国拳法や台湾などから伝えられたもの、空手発祥の地である琉球の古人が作り上げ今に伝わっているものなどがありますが、様々な創意工夫が凝らされ、同じ名前でも流派により微妙に違いがあります。
琉球少林流月心会では、初段までに「普及型一」「アーナンクー」「壱の型」「ワンスウ」「普及型二」「セイサン」「チントウ」「五十四歩」「息吹壱の型」を習得します。
型はその優劣を競う「型試合」があり、正確さ、スピード、力強さ、優美さなどの観点から審判が判断して勝者を決めていきます。



「技って何ですか? 型とは違うの?」
武術としての動きを反復練習するものです。
左の写真は、技の稽古中。護身術や組み合っての動きの基本を徹底して練習するためのものが「技」です。相手の動作に対する基本的な体の動きを学ぶことが多く、体捌き、柔術、中国拳法の封じ手、約束組手、捌き拳法、護身術などを稽古します。昇級・昇段審査では、型と技をワンセットで演武します。


「組手って何ですか? 単なる実戦?」
型や技で身につけた動きを用いて、相手と戦を交えるのが組手です。

稽古では、実戦のための基本的な動きを学んだり、黒帯の人を相手に突き・蹴りを繰り出したりといった練習をし、また希望者は組手の練習試合に参加することもできます。
琉球少林流空手道月心会は防具付きポイント制で“実際に突き蹴りを当てる”試合を行います(右の写真は当てずに捌きと追撃の稽古中)。守りつつ攻めるのが空手本来のあり方ですが、これ、本当に難しいですし、小学生といえども大人を越える気迫の子どももいます。
年齢、性別によるクラス分けがあり、クラス毎にルールがあります。実際の試合は学年別で行われることが多いのですが、全クラスに共通しているのは、膝蹴り、踵落とし、投げ技、つかむ行為、関節技が危険なため禁じ手となっていること。加えて…
小学生および女子→上段(肩以上)およびローキックは禁止、ポイントは中段のみ
・ 中学生→ローキックおよび上段へのらせん(いわゆるバックブロー)は禁止
・ 一般および壮年・シニア→3連続ローキックは禁止

といったクラス別ルールがあります。

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琉球少林流月心会空手道 東京西地区本部 「型」「組手」って?
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